5/20(土)からのイベント『鈴木賢二展 VALUE The 賢二 2023』のオープニングセレモニー&トークショーと鈴木賢二さんの作品が展示されているギャラリーに行ってきました。
鈴木賢二さんは栃木県栃木市の彫刻家・木版画家で、彼の作品が社会の底辺に生きる人々をモチーフにしていることから”プロレタリア芸術家”とも称せられたんだって~。
鈴木賢二展 オープニングセレモニー&トークショー
イベント当日の今日は、栃木県立栃木高校の講堂でオープニングセレモニー&トークショーが行われました。
講堂は有形文化財と登録されており、著名な洋画家による歴代校長の肖像画がかざられています。
セレモニーの開会時間までは、鈴木賢二展の展覧会風景のスライドショーが上映されていました。
オープニングセレモニーは、キッズのダンスパフォーマンスからはじまりました。
キッズの息が揃ったパフォーマンスは圧巻でした。
鈴木賢二さんのご親族である鈴木さん・大川栃木市長・栃木市立美術館館長のご挨拶があり、いよいよトークショーのスタートです。
※写真左から、コーディネーターの中村さん、デザイナーの横山さん、東京外国語大学大学院教授・鈴木賢二研究会の友常さん、彫刻家の大平さん
トークショーのテーマは『賢二作品の今日性』
今回の企画は「VALUE=大切にしたい」をキーワードに、鈴木賢二さんの生涯と作品をたどりながら『今日性』を見つめるというもの。
昨年(2022年)にデザイナー横山さんが手掛けるアパレルブランド「サスクワァッチファブリックス」とコラボレーションしたことが始まりだそうです。
この写真は横山さんが「労働者を大切に・Value The Working Class」をテーマとしたコレクションの映像です。
お三方それぞれが思っている・感じている「鈴木賢二さん像」に触れ、鈴木賢二さんってこんな人だったのかな?と想像しながらトークショーを堪能することができました。
トークショーの最後には質問タイムが設けられ、来場者の方からたくさんの質問がありました。
貴重なお話を聴くことができました。
鈴木賢二展 『額から飛び出たケンジさん』
オープニングセレモニー&トークショー終了後、鈴木賢二さんのギャラリーに行ってきました。
会場はとちぎ山車会館の横にある、栃木市蔵の街市民ギャラリーです。
外観は昔ながらの蔵となっており、蔵の街を象徴する建物のひとつでもあります。
入館すると受付スタッフの方から、鈴木賢二さんの作品に関する簡単なクイズ用紙が手渡されました。
このクイズに全問正解すると、ポスターや絵はがき等の中から1つ景品または特典をいただくことができます。
クイズに全問正解し、絵はがきをいただきました。
鈴木賢二さんの多種多様な作品を無料で鑑賞することができます。
最後にお知らせ
『鈴木賢二展 VALUE The 賢二 2023』は、6/11(日)まで開催しています。
イベント情報はこちらから↓
また、本日実施された「オープニングセレモニー&トークショー」の模様は、ケーブルテレビの情報ワイドで放送予定です。
【初回放送】6月12日(月) 午後10時~
【再放送】6月13日(火) 午後1時~、6月14日(水) 午前9時~ ほか