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「(有)関口煙火工業」花火ができるまで!

2022.07.25


 

花火が出来上がるまでって知ってます?

夏といえば花火ですよね。
花火といえば打ち上げ花火!
ということで、打ち上げ花火の玉を作ってらっしゃる(有)関口煙火工業さんに取材に行ってきました。

打ち上げ花火の玉

玉が半分になった形の物がカゴにたくさん入っていました。
よく見ると突起がある半球とない半球があります。
半球の上下が決まっているようです。


 

実際に作っているところを見せていただきました

先ほどの半球に黒い玉や黒い粉を詰めています。

←左3号玉サイズ       右4号玉サイズ→

3号玉と4号玉でそれぞれ打ちあがるとき、違う色になる花火の黒玉を詰めているそうです。

中に入った黒玉がこぼれることなく綺麗に重ね合わされていきます。
叩いて半球の中身がずれないように詰めているそうです。



つなぎ目をテープでとめ、まん丸の玉になっていきます。
あっという間に玉が出来上がっていきます。



玉のサイズは2~10号サイズまであるそうです。
今回見せていただいたのは3号玉と4号玉でした。
打ちあがると3号で80m、4号で100mの花火になるそうです。

4号サイズの玉の直径12cmくらいの大きさです。その玉が打ちあがって100mにまでなる大きな花火になるなんて…びっくりです。




 

紙をまく作業

次は機械で玉に紙を巻く作業だそうです。

詰めて玉を重ね合わせて終わりじゃない!

どんどん巻かれていきます。
しっかり紙を巻くためぐるぐる機械が回っていました。



紙が巻きあがった状態の玉も見せていただきました。
そのまま飾ってもいいくらい綺麗に紙が玉に巻かれていました。



取材に行った日はあいにくの曇り(時々、雨)。
本当であればこの後、紙を巻いた玉を干して完成するそうです。
聞いたところ1人で1日50個くらいの玉ができるそうです。
よく花火大会で何千発っていうのを見ますが何千発なんて簡単にできるものじゃないんだなと思いました。

 

上を向いて笑顔になってもらえれば

一昨年、昨年とコロナの影響で中止になってしまった花火大会がたくさんありました。
今年は多少花火大会のお知らせも目にします。
来年はもっとコロナが落ち着いて通常通りになるといいですよね。

最後に「打ち上げ花火で、上を向いて笑顔になってもらえれば」と素敵なお言葉いただきました。

打ち上げ花火を見るときはこの言葉を思い出して笑顔になれるといいですね。


 

おまけ

仕掛け花火も見せてもらいました!

字が隠れていますよ~










正解は…




こういう仕掛け花火も作っているそうです!

 

この記事を書いた人

ふらっとろーかる 事務局

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