素敵な家具に囲まれた落ち着いた空間で、革のぬくもりをじっくり感じられるオリジナルのレザーアイテムが並ぶ Latte calin(ラテカラン、以下ラテカラン)さん。
先日開催されたFMくらら857 開局10周年記念マルシェにも出店され、色とりどりの革小物が多くの来場者の目を引いていました。
今回は、記念すべきインタビュー企画第10弾として、ラテカラン代表・生方さんにお店のコンセプトやものづくりへの想いを伺いました。
第10回目はラテカランさんにインタビュー
生方さん:
ラテカランでは、色とりどりのレザーを使った革製品を中心に、「女性の気分をふっと上げてくれるアイテム」を幅広く展開しています。
革製品は「高価で敷居が高い」というイメージをお持ちの方も多いですが、当店では 「敷居は低く、でも質はしっかり良いもの」をコンセプトに、手に取りやすい価格帯を心がけています。
陳列されているレザーのカラーバリエーション、本当に豊富ですね。
生方さん:
ここまで色展開をしている革屋さんは、実はあまり多くないと思いますね。
生方さん:
元々は都内で会社員をしていましたが、夫婦でものづくりが昔から好きで、革に出会ってから本格的に作るようになりました。副業申請をしつつ、夫婦でマルシェに出店していたんです。
妻の実家が栃木にあることもあり、ご縁があった KOMATSUYAさんで委託販売を始めたことが最初のきっかけでした。
委託販売を経て、実際にお店を持つ決断をされたのですね。
生方さん:
はい。しばらくして 「ここに空きスペースがあるんだけど、お店をやってみない?」と声をかけていただきました。当時はまだ埼玉に住んでいたので迷いましたが、家のローンや引っ越しなど、色々なタイミングが不思議なくらい噛み合って…。思い切って会社を辞め、栃木へ移住し、ここでお店をオープンすることになりました。
まるで歯車がぴったり合ったような流れでしたね。
ものづくりへの想い
お仕事をされる中で、特にやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
生方さん:
会社員の頃は本部勤務で、お客様との距離が遠かったんです。どれだけ頑張っても 「自分の仕事が何につながっているのか」 が見えにくくて…。
今は、お客様の喜ぶ声や表情がすぐに返ってきます。自分の作ったものを手に取っていただく喜びは、緊張感もありますが本当に満たされます。
やればやった分だけ自分の糧になるという実感がありますね。
これまでの製作の中で大変だったことや、苦労されたことはありますか?
生方さん:
革って「何でも作れる」と思われる方も多いのですが、実際には道具や構造上できることとできないことがあります。その中でお客様の希望を伺いながら、どこまで対応できるか線引きしていくのがとても難しいです。
フルオーダーの場合は糸や金具、サイズ、パーツの形まで一緒に決めていくので、4時間くらい話し込むこともあります。だからこそ、完成品を喜んでいただけた時の嬉しさは格別ですね。
生方さんの “イチオシ” アイテムの紹介
ラテカランさんにはたくさんの商品がありますが、生方さんが特に思い入れのあるアイテムを教えてください。
生方さん:
イチオシは「がまぐち」ですね。普段はお客様のオーダーや、見た商品からのインスピレーションで作り始めることが多いのですが、がまぐちだけは何のきっかけもなく、自分自身で作りたいなと思って手を動かしたアイテムなんです。
作り続けている中でふと思ったのが、「がまぐちって流行りも廃りもないし、これなら定番になるかも!」と感じ、気付けば今は一番人気の商品になっています。
自分でも色や形を変えるたびに新しい発見があって、飽きずに楽しめています。
FMくらら857開局10周年記念マルシェを振り返って
先日開催されたFMくらら857開局10周年記念マルシェに出店してみて、いかがでしたか?
生方さん:
特に印象的だったのは、やはりラジオを聴いて来てくださったお客様が多かったことですかね。
「KOMATSUYAさんの中の革屋さんですよね?」とか「お店に後で行きます!」などと声をかけてもらうことが多くて、間違いなくFMくららさんのマルシェだなと思いながら出店していました。
そういう意味ではやっぱり、ラジオの中継に出させていただくようになってから「ラジオ聞いたよ!」とか、メールで連絡いただいたりもするので、ちゃんと伝わっているんだなとも感じました。
ご来店されるお客様へメッセージ
最後に、ご来店されるお客様へのメッセージをお願いします。
生方さん:
ほんの小さな相談でも大歓迎です。「こんなコインケース作れる?」「この色の革を使ってスマホケースできるかな?」そんな軽い気持ちで大丈夫です。
話してみると、革製品って意外と身近で敷居の高くないものだと分かると思います。
「お気に入りの革小物を持ち歩くだけで、日常が少し楽しくなる。」そんなお手伝いができたら嬉しいです。
生方さん:
ネット販売にも挑戦したいと考えています。また、個人のお客様だけでなく、企業やイベント記念品などの製作にももっと力を入れたいです。
「こんなものノベルティで配っちゃうんだ!」という、既製品にはない温かみのあるものを届けていきたいです。
ゆくゆくは「ラテカラン」と聞いたら、誰もが思い浮かべるようなレザーブランドに育てていけたらと思っています。
革をより身近に、そして少し気分を上げる日々のお手伝いを。
インタビューを通して、生方さんの「革の魅力をもっと身近に」というまっすぐな想いを感じることができました。
色とりどりの美しいレザーに触れるだけで、心がふっと軽くなる。そんな“日常の小さなときめき”がラテカランさんには詰まっています。
店内には、質感や色の違いを手に取りながら楽しめるアイテムがずらり。
オーダーメイドの相談も気軽にでき、訪れた人だけが体験できる特別な魅力があります。
ぜひ一度、温かな革のぬくもりを感じにラテカランさんを訪れてみてください。
きっと、毎日を少しだけ特別にしてくれる “あなただけのお気に入り” と出会えるはずです。
第9弾のインタビューはこちら
※インタビュー記事の掲載内容は取材当時の情報です。